kishitoko / 岸 透子
ゆらめき回廊に行ってみました。
月夜の下で虫の声と共に聴くアイリッシュハープと中原豊さんの穏やかな声での朗読は、詩の情景を思い浮かべながら世界に没頭するのにぴったりで、イェイツも中原中也もなんだか一際身近に感じられました。
あとこ… https://t.co/97FTGLxBGv at 09/16 23:09
これまで通り安心してご覧ください。
2019年09月17日
2019年09月16日のTwitter
2019年09月14日
2019年09月13日のTwitter
kishitoko / 岸 透子
こういう枝を毎日延々と描いていたら目を閉じたとき瞼の裏に同じ物が見えてきました本当に。
意識すると一瞬ずつ形は変わってるんだけど認識としてはこういう枝があるのをを見上げてる感じ。
夢もこういうものなのかもしれない。
「異郷に生き… https://t.co/hbeTj1gF1e at 09/13 17:52
2019年09月05日
2019年09月04日のTwitter
kishitoko / 岸 透子
第57回全展に出品作します
「異郷に生きるアケボノスギ」透明水彩画
アケボノスギはちょっと個性的な木で、落葉するのに葉だけでなく茎あるいは枝ごと落ちてきます。
風変わりな生い立ちを知るとなんだか人の姿にも似て見えて心惹かれます。… https://t.co/BfmE4wnQTB at 09/04 00:03
2019年09月03日
第57回全展に出品します
「異郷に生きるアケボノスギ」 P30号 透明水彩画
今年も東京都美術館で開催される第57回全展に出品します。
今回は空とアケボノスギ(メタセコイア)を描きました。
P30号の透明水彩画です。
アケボノスギは、よく公園や並木道に植えられているちょっと個性的な大木で、以前はうちの庭にも一本植えられていました。
春先に細かい葉を伸ばして夏は青々としていますが、秋には鮮やかなオレンジ色に紅葉して晩秋には葉を落とします。
ところが普通の落葉樹なら葉の付け根にあるはずの離層(葉を落とす仕組み)がないのだそうで、葉だけでなく茎ごと、あるいは枝ごと落ちてくることも少なくありません。
元々木質も脆くて、ちょっとした風でもすぐ折れています。
この絵の中にもそんな枝が引っかかっています。
この木はずっと絶滅したと思われていたのですが1946年に自生しているのが発見され、その後苗木が全国の自治体などに配られて公園などに植えられたのだそうです。
私の地元の山口市内でも、大きな公園や高速道路の入り口などに植えられています。
樹形が葉っぱをそのまま縦に大きくしたような円錐形で、ルネ・マグリットの絵に出てくる葉っぱのような木によく似ていたので、子供の頃は「マグリットの木」と呼んでいました。
山奥にひっそり生きていたのが、なぜか発見され増やされて日本に連れてこられ、異郷の地で生き続けている、一属一種の原始的な木。
そんな風変わりな生い立ちが、なんだか人の姿にも似て見えて、とても心惹かれる木です。
今回は残念ながら私は上京できず、作品だけの参加です。
来週、上野近辺に芸術の秋を堪能にお出かけの方はぜひ東京都美術館にも足を伸ばしてご覧ください。
第57回全展
東京都美術館
9/9(月)〜17(火) 9:30〜17:30(入場〜17:00)
※最終日〜14:00(入場〜13:30)