
岸 透子水彩画展 2020 無事終了いたしました。
世界がどう変化するのか見通せない中で、いつも通りにお出掛けくださり、作品を楽しんで、あたたかい励ましの言葉をくださった皆様に、本当に感謝しております。
5/21のプレオープンから1ヶ月超に渡った異例の会期でしたが、皆様に応援していただいて改めて「これからの世界でも絵や言葉、美術、表現は大切な役割を果たせるのではないか」と希望を感じることができました。
また私自身とても楽しく、有意義に過ごし、健康のうちに終えることができたのも、皆様の支えとご理解のお陰です。
今回はまず、本当に展覧会を開けるのか、開いていいのかとの葛藤から始まりました。が、中野さんの「開きますが何か?」という感じのブレない力強い姿勢に安堵し、できる限りの事をしようと心を固めることができました。
急激な変化になんとか合わせようと、とりあえず考えられる事を試すのが精一杯で準備不足の事も多々ありました。もっと他に良いやりようもあったのだろうと思います。
会期中に皆様とお話ししながら気付いたり、教えていただいたりすることも多くありました。
それでも、前々からやりたかった「絵と文章の展示」を思い切って行えて、様々なご感想やご好評もいただけたことは大きな収穫でした。私の不器用な人生の中で、ピンチをチャンスにできたと感じられる、珍しい機会です。
今後はどういう作品をどう作っていくのか、まだ自分の中でも不明瞭な部分も多いですが、描きたいもの、表現したいことが沢山あることを再認識することができました。これは本当に稀有な貴重な機会です。
とりあえず少し休んで、またぼちぼち制作に取り掛かろうと思います。
ご来場くださった方、応援してくださった方、SNSやWEB発信をご覧くださった方、ギャラリーナカノの皆様、本当にありがとうございました。

