
もう今日で2021年が終わりですね…!
今年も色々なことがあった年でした。
5月の個展の際に皆さんとお話しして感じたのは、明るい気持ちになりたい、外に出たい、人と話したいという気持ちがいつになく強くなっている方が多いということでした。そのせいか絵葉書や一筆箋をお求めの方も多かった印象です。
私の絵は、もともと自分が痛みの強い病気で起き上がれず家からも出られず、その苦痛から逃れるために描き始めたものです。一瞬でもいいから気持ちや考えを他へ飛ばして、また生き続ける力が戻ってくるような絵を描きたいと今でも思っています。
私自身はろくに社会の役に立つような働きはできずにいますが、多くの人が今日も現実と闘って懸命に生きておられることを感じています。
そんな人が疲れた時、ちょっと息抜きしたい時に気分転換ができるようなきっかけになる、そういう力がアートにはある、だからアートは不要不急のものではないと信じています。
今年も多くの方々に応援し、支えていただき一年を乗り切ることができました。本当にお世話になりました。
来年も悩みつつ楽しみつつどうぞよろしくお願いいたします!